学生のみなさん、こんにちは。私は現在好評配信中のスマホゲーム「八百万クエスト」シナリオ担当のM本です。
今回はトイロジックの新規オリジナルタイトルがどうやって生み出されているかを、ほんのちょっとだけご紹介します。

オリジナルタイトル『八百万クエスト』の立ち上げはどうだったのか?

トイロジックのオリジナルタイトル、『八百万クエスト』は「実在の街を舞台に冒険を楽しむおでかけ型RPG(位置情報ゲーム)」という「アイデア」が骨子となった社内発の企画です。
昨今では、位置情報を利用したゲームも目にするようになりましたが、その数はあまり多くはありません。
自分の住む街の中で、お宝を探したり、現れる敵を倒したり、仲間を集めて成長させたり、人助けや悪者退治をしてお話を進める…そんな空想は誰もが子供の頃に、少しぐらい思い描くものではないでしょうか。だとしたら、もっとこのジャンルの作品は世の中にひしめいているはず。みなが思いつくのであれば、きっと遊びたいと思う人と同じぐらい、作りたいと思うゲーム開発者がいるはずです。でも、いうほど存在しない…なぜ?


その答えは簡単です。

いざ「実在の地形と連動した舞台での冒険ゲーム」を本気で企画し、実現する為に調査してみれば、この企画の難易度が高すぎて、作り上げる事が非常に難しいという結論になってしまうからです。
例え日本限定で遊ぶとしても、その広大な地図情報はどのように用意するか?

地図の上では分からない、立ち入りに危険が伴う地帯(高速道のど真ん中、険しい山野、一般人の立ち入れない施設等)を、ゲームデータとして利用する際にどうやって判別して、「使わない」ようにするか?
車や電車や飛行機で一気に移動してしまったら、どうするのか? プレイヤが「あまり行きたくないな」と思う場所に重要なアイテムポイントが置かれた場合、どうするのか?
歴戦のゲーム開発者たちでさえ、「解決策が全然わからん!」「あきらめません?この企画」とお手上げ状態になってしまうような難問がずらりと並んでしまうのです。


しかし、私達「八百万クエスト」チームでは企画・プログラマー・デザイナー全員で対策を考えて、このような問題を一つずつ解決して進めました。実在の街を舞台にし、歩いて冒険を繰り広げるRPGというコンセプトを、実現するために、知恵を絞り、様々な方々に協力を求め、諦めずに開発をしました。そんなチームの努力の結晶が「八百万クエスト」なのです。

困難はずっと続く、支えるのは仲間たち

私たち「八百万クエスト」チームは、企画開始時からずっともがき続けています。それだけ「新しいアイデア」を形にする作業は困難なのです。

チームメンバーは非常に仲がいいです。他人に八つ当たりをしたり、責任をだれかになすりつけたりすることはありません。意見が対立することもありますが、基本的にみんな親切でお互いを思いやっています。
そうして幾多の困難を乗り越え、2018年2月1日、みなさんのお手元に「八百万クエスト」をお届けすることが出来ました。
そこからは新たに遊んで下さるみなさんにより良いゲーム体験を提供するべく、「八百万クエスト」チームの絶え間ない努力は、今も続いています。


学生のみなさんへ

学生のみなさん、新しいことへの挑戦は非常に楽しくやりがいのあるものですが、そこには想像以上に困難な道のりが待ち受けています。
「実現するアイデアの形」「アイデアを実現させたいという強い気持ち」を持ち続けてください。それらさえ見失わなければ、必ず最後には目的地に到達できるものと思います。
「道を歩む」ゲームを作成して痛感した事実です。

それではみなさんに会える日を楽しみにしています。就職活動で己の勝利を勝ち取ってくださいね!

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