どうも、プランナー1年目のSHです。ゲーム開発経験者の人もそうでない人も、「ぶっちゃけゲーム開発をするのって楽しいの?」という疑問を持っている人は多いんじゃないでしょうか。
結論から言うと「めちゃくちゃ楽しい」です!! 今回は、プランナー歴10か月の私が経験した『ゲーム開発の楽しさ』をお伝えしていきます。
iPhone研修での経験
トイロジックには、新人だけのチームで1本のゲームを完成させる、「iPhone研修」というカリキュラムがあります。私はこの研修で、人生初の「ゲーム開発」を経験しました。
最初に覚えたのは、提案を通して実現させる楽しさです。私はアクション、ギミック、レベルデザインなど複数のパートを兼任していましたが、すべてに共通して必要だったのは、「提案」です。
例えばアクションの場合。
「ぼくがかんがえたさいこうにおもしろい攻撃」を思いついたとしても、そのまま実装とはなりません。「おもしろい」がゲームのコンセプトにどう繋がるのか、その仕様によってどんな遊びが生まれ、ユーザーはどんな感情になるのか。まずは「おもしろい」の要素を分解して、具体例を交えながら論理的かつ情熱的に「提案」します。そして、最終的に開発メンバーとディレクターに「おもしろい」と言わせて初めて提案が採用され、プログラマーに実装を依頼することができます。
私はその工程を経て、想像の中にしかなかった自分だけの「おもしろい!」をゲーム画面上に実現できたとき「やった!」「ゲーム開発って楽しい!!」と初めて実感できました。
プロジェクト業務での経験
現在私は、今年発売予定の自社タイトル『グリッチバスターズ:スタックオンユー』のカットシーン(ゲーム内ムービー)作成を担当しています。
ここで覚えたのは、見る目を養って新たな「おもしろい!」を発見する楽しさです。
未経験の状態から仕事を進めていく中で、カットシーンを構成する要素の複雑さと奥深さは、自分の想像をはるかに超えていました。魅せたい演出のため意識しなければならない要素は無数にあり、実際の業務ではそのすべてに高いクオリティが求められます。意識的に「見る目」を養ったことのない私は、数えきれないほどの失敗をし、その度に指摘を受けました。
- 「カメラの動きに意味が無い」
- 「画面の余白が大きい」
- 「背景の絵がもっていない」
- 「セリフの間が足りない」
- 「キャラの動きが揃い過ぎている」
などなど。
私の場合、そういった失敗を重ねていく中で「見る目」を養い、次の挑戦で改善できた時にプランナーとしての成長を強く実感します。そして仕事を通じて「見る目」が養われたことで、日常で目に入るゲームや映画の映像演出を作り手の意図や手法を解釈しながら見ることができるようになりました。
今までの自分では気づけなかった「おもしろい!」に少しずつ気づけるようになる感覚は、「めちゃくちゃ楽しい」です!!
学生の皆さんへ
私はクリエイターとしてまだまだひよっこですが、「ゲーム開発は楽しい!」と胸を張って言えます。そして私がこの楽しさに気づけたのは、やりがいのある仕事に日々挑戦させてもらっているからです。
トイロジックでは新人のうちから本格的なゲーム開発の仕事を経験できるので、ゲーム開発の楽しさは、入社してすぐに実感できると思います。
この記事を読んで「ゲーム開発って楽しそう!」「本気でゲーム作ってみたい!」と思った方、ぜひエントリーをお待ちしています!