こんにちは!トイロジックでデザイナーキャラ班技術委員をしているはしもとです。今回は、トイロジデザイナーキャラ班で行われている秘伝の勉強会について、みなさんにチラ見せしていっちゃおうと思います!
目次
勉強会とは?技術力アップを目的とした施策の一環です。
まず勉強会とは何かと言いますと、社内にある技術の共有と、全体の技術向上を目的とした施策の一環です。この施策は技術委員という社内組織によって運営されています。技術委員によって行われている他の施策の一部をご紹介すると、今回チラ見せする勉強会をはじめ、新人研修の拡充や社外セミナーへの参加斡旋、社内での勉強時間を確保するルールの制定などなど、多岐に渡ります!
どんな目標でやってるの?
ではでは勉強会に話を戻しまして、トイロジキャラ班はこんな目標を掲げて勉強会を行っています!
「The Last of Us Part II」や「ラチェット&クランク パラレル・トラブル」の技術を参考にして、魅力的でクオリティの高いキャラクターを作成できるようになる!!
…という訳で、まずは具体的なタイトルと比べて、どんなところを参考にすべきか?どんなところにもっと磨きをかけるべきか?という分析を行います。その中で洗い出された課題を解決するための施策の一環として、勉強会を行っていくわけです。では勉強会と言っても、具体的にどういったことを行うのか?というところをご紹介していきます!
過去の勉強会
スピードモデリング会~手編~
まず1つ目は、スピードモデリング会~手編~となります。これは1時間という限られた時間の中で、自分の決めたリファレンスを元に手を作成する、という大会です。こちらのお題はデッサン力の強化を目的としております。新人からベテランまで、心意気のある方ならば誰でも参加できるお祭りです!では実際に、作成されたモデルの一部をご紹介しましょう!
いかがでしたでしょうか?「俺の方が断然上手く作れるぜ!」「何その会楽しそう!」という方がいれば、ぜひ弊社に入社して頂いて、一緒に盛り上げていってほしいです!
DCCツールやエンジンのオススメ機能紹介会
2つ目は、DCCツールやエンジンのオススメ機能紹介会となります。社内メンバー皆プロと言えど、DCCツールやエンジンの機能は奥が深く、知らないこともいっぱいです・・・そこで、皆でそれを紹介し合って知識を深め合おう!という趣旨となります。こちらは参加者全員何か一つは必ず紹介する、というルールで開催されました。内容の一部をご紹介すると、
- 「Mayaのツール作ってみたので使ってね!」
- 「Xgenの使い方のコツ教えます!」
- 「UEのシェーダの作り方ハンズオン開催!」
などなど、軽めのものから重めのものまで多岐に渡ります。
3Dデータフィードバック会:顔
3つ目は、3Dデータフィードバック会です。これは、実際のプロジェクトで作成されたデータに対してフィードバックを行い、各メンバーがどのようなところを見ているのかを共有し合うことで、審美眼を高めようという企画です。では実際に作成されたフィードバック資料を見てみましょう!この回のルールとしては、アートそのままというよりは、すでに作成されているクオリティモデルと同じ世界観となるように、調整を含んだフィードバックをすることとしました。
担当者によって、着目点が違って面白いですね。また、着目点だけでなく、人に修正点を伝える際の伝え方などについても学ぶことが出来ました。そして、最終的なゲームデータとして出来上がったのがこちらになります。
このブログを見ている皆さんであればどのようなフィードバックを返すか、考えてみるのも楽しいかもしれませんね。
開催してみて
社内勉強会を開催するようになって良かったことは、社内のコミュニケーションが活発になったことと、技術力アップへの個々人のモチベーションが上がったことではないかと思います。もちろん課題もたくさん抱えていますが(プロジェクトが忙しくて出られない!などなどw)、ひとつひとつ解決して、これからも続けていければと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回はキャラ班の勉強会の内容をチラ見せさせて頂きました。少しでもトイロジキャラ班に興味を持っていただけたのであれば幸いです。