はじめまして。
今回分のトイロジblogを仰せつかりました、藤 ワラ夫 といいます。
トイロジックではモーションを担当しています。モーションとはなんぞや?
モーションのお仕事は、「キャラクターを動かす」ことですね。
モーションデザイナーとは
モーション屋はデザイナーですが、ほとんど絵は描きません。
ただ、紙とペンを使わないだけで、頭の中で映像は思い描きます。キャンバスが違うだけです。
企画やキャラの設定、デザインされた容姿から動きのイメージを膨らませます。
それはもう、
自由に!
グワーーーッと!
銀河の果てくらいまで際限なく広げて、そっからキラキラした星を2、3コ見つけて、どれかひとつに絞りこんでいく。毎回そんな感じです。
モーションの面白さ
モーションの面白さは命を吹き込むことに尽きます。
子供がオモチャや人形でごっこ遊びをしますね。誰に教わるでもなく。
人はモノに命を吹き込むことに根源的な喜びを感じるようになってるんだと思います。
- アートがキャラクターをデザインし
- モデラーが3Dモデルに仕上げて
- それに命を吹き込む
モーションはキャラクター制作リレーの最終アンカーみたいな存在。僕らがフッと命を入れたら、そこから先はないので責任は重大。それも大きなやりがいです。
ぶっちゃけると僕はデザイナーをこころざして業界に入ったのではないのですが、幸運にも色々やってみるチャンスがあって、その中で最も面白かったのがモーションだったんですね。どんだけ面白いんだよ、と。
『作る』方が面白い
最後に。今回はゲームのキャラクターではなく、あなたの人生を少しでも動かせたらいいなと思い、このblogを書きました。
ゲームは『遊ぶ』より『作る』方が面白いです。モーションでなくとも面白いトコだらけですよ。
エントリー、楽しみにお待ちしてます。