こんにちは! ゲームプランナーのチャビです。スペインのバルセロナからやって来ました! スペインでは心理学を専攻していました。日本のゲーム会社では珍しい経歴ですよね。
正直な話しをすると、ヨーロッパ人として日本の会社に入社するのはかなり不安でした。文化や礼儀作法など理解できていないことがたくさんあり、お辞儀の角度やテーブルに座る席順を間違って怒られるのではないかとか、勝手に厳しい環境を想像していました。しかし、学生の頃の僕のイメージと実際の環境は全然違っていました!入社後のマナー研修できちんと学ぶこともできたし、ふだんは皆私服で、机にフィギュアを飾っていたり、お菓子を食べながら作業する人も見かける会社なんです。フランクな雰囲気の職場で安心しました。
日本に来て驚いたこと
「僕のイメージと違った」と言ってもカルチャーショックもありました。特に慣れるのに時間がかかったのは日本人の細かい言い回しです。スペイン人は言いたいことは何も気にせずそのまま言っちゃうからです!
残っている課題の一つは漢字の能力ですね。読めない漢字がまだまだ多く、あるプログラマーさんに作業を任せようとしたら誤って漢字が似ているデザイナーさんに依頼をしてしまったことがありました!|д゚)
海外から来たからこそ貢献できること
外国人として一番貢献出来るのはやはり欧米人の観点ですね。「このネタは欧米で絶対うけます!」とか「このアイテム名は英語で通じないですね」などと、ちょっとずつゲームをより欧米人にも親しみやすくできるように日々努力しています。
ゲームプランナーに憧れている学生たちへ!
ゲームプランナーになるには以下の点が欠かせないと思っています。
- 【ゲームへの情熱】
色んなゲームを熱心にやればそれは勉強になり、アイデアをより生み出しやすくなります。そして、仕事にパッションがある人の方がスムーズに作業がすすめられます! - 【ユーザーを楽しませたい気持ち】
ユーザーの視点から考えないと多くのユーザーが遊びたくなるゲームを生み出せません! - 【ビジネスモデルを意識する】
面白いゲームシステムに集中し、ビジネス側を怠ってしまうことがたまにあります。ビジネスモデルを考慮しつつ、ユーザーも納得いくような「win-win」なシステムがベストです!